LinuxのCUIでコマンド入力するのは、一度シェルと呼ばれるプログラムが受け付けてからOSに渡し、また結果をOSから受け付けて画面に出力します。またそのシェルにも幾つか種類があり、Linux標準のシェルがbashです。
……とそのあたりはあまり明るくないんですが(間違ってたらごめんなさい)、要はあの黒い画面で使えるキーボード操作の便利なもの、をまとめてみました。だいたいEmacsのキーバインドと同じみたいです。
凡例
こういう書き方します。
- ^X … Ctrlキーを押しながらXを押します。
- Esc X … Escキーを押して、離して、Xを押します。
操作
移動
- Esc F … この単語へ
- Esc B … 前の単語へ
(F=Forward, B=Backと覚えておくと良いと思います。)
これが一番便利。是非覚えていってください!
削除と貼付け
- ^W … 単語を削除
- Esc D … 先頭まで削除
- ^K … 末尾まで削除
- ^Y … 最後に範囲削除したものを、貼付け
便利
- ^L … 画面をクリアー
- ^C … 入力中のコマンドを破棄
他のキーの代わり
(「他のキーが代わり」と言った方が、歴史的に正しそうですが。)
- ^F … ひとつ次の文字へ(←と同じ)
- ^B … ひとつ前の文字へ(→と同じ)
- ^E … 行末へ(Endと同じ)
- ^A … 行頭へ(Homeと同じ)
- ^D … 1文字削除(Deleteと同じ)
- ^H … 前の1文字削除(BackSpaceと同じ)
- ^P … コマンド入力履歴をひとつ戻る(↑と同じ)
- ^N … コマンド入力履歴をひとつ進む(↓と同じ)
正直これはvimer以外は覚えなくても良いと思います。
参考
他にも繰り返しとかできるみたいです。