Gitの小ネタおれおれAdvent Calendar 2022 – 02 日目
Git の設定はコマンドラインからは git config
からやるんですが、これらの設定はファイルとして保存されます。
ファイルの場所
リポジトリー単位の設定であればそのリポジトリーの .git/config
に、--global
を付けた共通設定はホームディレクトリーの ~/.gitconfig
に保存されます。
$ ls .git/config
$ ls ~/.gitconfig
リモート(サーバー)やブランチの設定はローカルに、動作を定める設定はグローバルに置くのがだいたいかと思います。
中身は人間でも読めるテキストファイルです。git config
コマンドの代わりにテキストを直接編集しても良いですね。ファイルをバックアップしても良いですね。
$XDG_CONFIG_HOME
と ~/.config/
環境次第では ~/.gitconfig
の代わりに ~/.config/git/config
とかそういうのが利用される場合もあるみたい。利用したことないです。
ファイルの中身
例えばこんな感じです。ini ファイルみたいな?
[user]
name = Ginpei
email = [email protected]
[user]
が section で name
や email
が name、=
の右側が value です。
公開されているものを探す
GitHub にも dotfiles
というリポジトリーを用意して他の設定ファイル(だいたいがドット .
から始まる)と共に公開しているのをよく見かけます。おれもやってます。
つよつよエンジニアの GitHub アカウントを見かけたら dotfiles
リポジトリーを探してみると(.gitconfig
以外にも色々見られて)面白いかも。
設定できるもの
git config
と同じです。無限にあるので無限に設定してください。
おしまい
更新履歴
- 2022-12-03
$XDG_CONFIG_HOME
について言い訳程度に追加
- 2022-12-02
- 公開